水道バルブ取替え
今回は東京都江東区で水道メーターのバルブを取替えました。
バルブが故障して開閉ができなくなった為です。
また集合住宅の為、断水を最小限にしてほしいとの事で水道管を凍結させて断水する事になりました。
まずは、水道管を凍結させる準備をおこないます。
今回は炭酸ガスを使用します。
水道管に特殊なジャケットを取り付けて炭酸ガスを注入するのです。
準備ができるとガスを注入させて凍結させていきます。
水道管が凍結する間に、バルブを取り替える準備にかかります。
バルブ周辺の空間が狭い為に、一度バルブを分解して取り付けなければなりません。
もちろん故障したバルブを取り外す時も、同様に分解して取り外す事になります。
シュミレーションを行ったら、凍結できるのを待ちます。
(シュー、モコモコ。シューッ、モコモコ。)
特殊なジャケットに炭酸ガスを注入して、ドライアイスを生成している音です。
「そろそろ良いかな。」
凍結の判断は確認が難しい為、長年の経験が必要とされます。
まずは故障しているバルブを取り外していきます。
水道管が凍結している間に、手際よく作業を進めなければいけません。
バルブを取り外せば、更に新しいバルブを取り付けていきます。
これは東京都水道局指定の伸縮付ボールバルブとなります。
水道メーターを交換する際に、接続部分が伸縮するので作業の効率性に優れているのです。
今回も無事にバルブの取替え作業が完了しました。
特殊なジャケットの中には生成されたドライアイスが残っています。
凍結させた水道管が、解氷して通水できるまでに保温筒を取り付けていきます。
保温は最後の仕上げになる為、丁寧に取り付けます。
仕上げ作業は、女性のお化粧と同じですね。
保温が完成したと同時に
(ス~ッ、シューッ)
水道管が解氷して通水できたようです。
(よーし。ナイス、タイミング!)
手際の良い作業にお客様も大喜びです。
「毎度ありがとうございます。」
以上、水道バルブの取替えを紹介いたしました。