川崎 漏水修理
今日はあいにくの雨でしたが、午後から水道局の紹介で給水管の漏水修理を行いました。
場所は川崎市高津区。緊急出動です。
まずは到着と同時にコンクリートを取り壊していきます。
「ガガガガッ、バッシャーッ」
すごい水圧です。
スコップで掘らなくても水圧のジェット噴射で土砂を吹き飛ばしてくれています。
「手間がはぶけたわい。どうもありがとね。」
次に漏水箇所に手を突っ込んで状況を確認します。
(何じゃこりゃ~)
まるでゴジラの背中を撫でてるようです。
(こりゃ、まいったな)
給水管の回りにサビこぶがこびりついて原形をとどめていないのです。
サビこぶを取らないと修理できないし、サビこぶを取ると余計に漏水がひどくなる可能性があります。
(雨も降ってるし、まぁいいか。)
いつも以上に慎重にサビこぶを取り除きます。もちろん水が噴出している状態です。
まるでテレビとかで見るスーパードクターの心境です。
「よしよし、次、メス。」 違うか。
さて、ここで登場するのが、以前にも紹介した圧着ソケットです。
漏水箇所の上からかぶせるように取り付けて、ゴムの力で圧着するのです。
ただ取り付けるにも今回は水圧が強くて、管の状態も悪くスライドができないので、まともに水圧との勝負です。
とにかく押さえつけてボルトをねじ込みます。
水しぶきで目もあけれず指先だけの感覚です。次第に手もしびれてきます。
「よーし、うまくいった。」
無事に取付け完了。
あとは泥水を汲み上げて給水管を確認します。
徐々に給水管が見えてきます。
「給水さん、こんにちは。橋本工業です。この度はどうも、」
あらわになった給水管を見るとサビこぶで覆われて、かなり老朽している状態でした。
(んーっ、よく修理できたな。)
独りぼっちの雨の中、我ながら感心する今日この頃でした。