横浜 凍結断水
今日は横浜市鶴見区で給水管の切り回し工事を行いました。
今回は給水管のバルブが見つからなかった為、給水管を凍結して断水する事になりました。
まずは給水管内の水が、どちらから流れてきているのか念入りに確認します。
なぜなら、給水管を切断するのには変わりないのですが、こちらから出ると思って切断したのに、反対側から出てきてしまうと何だか切なくなってしまうからです。
(あっちむいてホイ、で負け続けて自己嫌悪に陥るような感じです。)
凍結の準備が整うと、まずは圧着器で給水管を潰していきます。
給水管内の水が動いてしまうと凍結ができないからです。
これが圧着の状況です。
以前にも紹介しましたが、何と20tの圧力で鋼管をペッタンコにします。
(黄色かった、ど根性ガエルも真っ青です。)
次に凍結を行います。
今回は炭酸ガスを使用します。
給水管に特殊なシートを巻いて、ガスが漏れないようにシートの管口を縛り炭酸ガスをガンガン注入していきます。
(シュー、プシュー)
凍ったかどうかの判断は長年の経験が必要とされます。
「よーし、良いかな。」
圧着器を取り外して給水管を切断していきます。
そして手際よく、あらかじめネジ切り加工していた給水管を接続していきます。
ここでモタモタしていると、凍っている給水管がシャーベット状になり、溶け出して一瞬にして苛酷な滝業が始まってしまうからです。
「よーし、うまくいった。」
あとは、凍っている給水管が溶けて水が流れれば無事に完了です。
冬場の凍結作業はすべてが冷たく、心の芯まで冷え込みます。
おまけに泥んこ。
アナと雪の女王のように綺麗には行きません。
「ありの~ままの~ブログで良いのよ~っ。」
アナと雪の、
もとい。
横浜市で凍結断水工事の紹介でした。